春の行楽、山口県で山菜採り!5種類の特徴・採り方を紹介

  • 2017年4月19日
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春の行楽、山口県で山菜採り!5種類の特徴・採り方を紹介

春の行楽といえば、真っ先に桜のお花見をイメージしますが、筆者は「山菜採り」もお勧めしたいです。なぜなら山菜は、2月から4月にかけて様々な種類が芽吹き、今しか味わえない旬の味を楽しむことができるからです。この時期を逃すとまた、来年まで待たなくてはなりません。

もちろん家の周りなど身近なところでヨモギやツクシは採れますが、山間部までちょっと足を延ばせば、普段なかなか目にすることがない山菜に出会うことができます。

今回は、そんな珍しい山菜を探しに山口県を散策してきたのでご紹介したいと思います。

山菜採りに行く前に知っておくべき4つのこと

1.道具・服装

山菜採りの道具

山菜採りに必要な道具や服装に特に決まりはありません。裸一貫で採ろうと思えば採れますが、筆者は過去に何も持たずに行って、木の枝で根を掘り上げたことや、トゲトゲに刺されて痛い経験をしたことがあります。そんなのは嫌だという方は、最低限以下の装備を揃えるとよいでしょう。

道具

  • ナイフ(果物ナイフなどの刃渡りが小さい物)
  • ビニール袋(採取した山菜を入れる)
  • 軍手
  • スコップ
  • ポケットサイズの山菜図鑑

服装

  • ハットやキャップ
  • ネルシャツ(長袖)
  • ジーンズ(長ズボン)
  • 運動靴や山登り用の靴

2.天候を調べる

雨が降ってしまうと、せっかく楽しいはずの山菜採りが台無しになります。山菜採りに出かける前日には、Yahoo!天気予報などで行く予定の場所の天気を調べておくことをお勧めします。

3.山菜取りの危険

山間部には、当然ながら野生動物が生息します。常に危険と背中合わせとういことを忘れてはいけません。筆者は、子供2人と家族で散策することが多いので、比較的人の出入りがある整備された場所を選びます。奥地を散策したい方は、マムシ対策にゴム長靴、クマ対策に腰に鈴をつけることをお勧めします。

また、山菜には、よく似た植物が存在します。中には有毒性のものがあるので誤って口にしないように必ず山菜図鑑で確かめましょう

4.採ってよい場所

当たり前のことですが、私有地に無断で入って採取することは避けましょう
また、自治体が管理している公園であっても、動植物の持ち出しを禁止していることがあるので注意しなければなりません。

じゃあ何処で採っていいのか?となりますが…。
「安心してください」山口県庁の自然保護課に問い合わせて確認をとりました。
あくまでも「自然公園」においての話になりますが、自然公園には、国立、国定、県立の3種類があり、県立については、植物の採取に特別許可は必要なく、国立と国定については、一部自然保護対象の貴重な植物のみ学術研究目的以外で採取が禁止されているということです。ご対応頂いた職員の方が言うには、長門峡県立自然公園」であれば特に問題ないでしょうとの回答をいただきました。

いざ長門峡県立自然公園へ

さて、前置きが長くなりましたが、今回散策する場所は、自然保護課お墨付きの「長門峡県立自然公園」に決定しました。

長門峡県立自然公園は、長門峡や大原湖、愛鳥林、長寿ヶ原などを含む自然豊かな景勝地です。筆者の自宅から1時間程度の距離ですが、田園や山々など長閑な景色を眺めながらドライブを楽しむことができます。

徳地の道路

今回は長門峡へは向かわず、大原湖や長寿ヶ原周辺を中心に散策しました。

5種類の山菜の特徴と採り方

2~3時間ほど散策して様々な山菜に出会いましたが、採取したのは5種類です。1つずつ解説していきます。

1.タラの芽

タラの芽

樹高の高いタラの木

樹高の高いタラの木

タラの木の若芽

タラの木の若芽

タラの芽の袴取り

タラの芽の袴取り

おすすめ度 ★★★★
生育場所 藪や伐採地など
見分け方 木に棘があり、幹のてっぺんに赤みを帯びた若芽が生えている。
採り方 若芽を枝の根元から手でもぎ採る。樹高が高いものは、枝切りバサミなどを使用する。
時期 3月下旬~4月上旬
下処理とおすすめの調理 袴を取り除く。アクがあるが、天ぷらにすると気にならずおしいくいただける。

タラの芽は、山菜の代表格といえるでしょう。
樹高3m以上の木を見つけ、苦労しましたが木を傷めずに採取することができました。
渋みのある味が癖になり、毎年必ず食べている山菜の1つです。

2.こごみ

こごみ

こごみの群生

こごみの群生

こごみの若芽

こごみの若芽

こごみの苞を取り除く

こごみの苞を取り除く

おすすめ度 ★★★★
生育場所 湿った林内、沢沿い
見分け方 古株がソテツに似ていることからクサソテツと呼ばれる。濃い緑色の若芽が5~6本、内側を向いて生える。
採り方 葉を巻いた若芽を根元から折り採る。根こそぎ採らずに1株に2本は残す。
時期 3月下旬~4月上旬
下処理とおすすめの調理 若芽の頭を覆う茶色の苞をとる。茹でてマヨネーズでいただくとおいしい。

湖近くの沢沿いに群生になって生えていました。
シダ科の植物は、みんな似ているので、最初は見分けるのに苦労するかもしれません。ワラビやゼンマイのようにアク抜きをしなくても食べられる山菜なので採取する価値はおおいにあります。

3.のびる

のびる

のびるの葉

のびるの葉

のびるの群生

のびるの群生

のびるの鱗茎

のびるの鱗茎

おすすめ度 ★★★☆☆
生育場所 道端、土手、あぜ道など
見分け方 数本から数十本が束になって生えている。ニラのような匂いがして、引き抜くと白い球形の鱗茎がある。アサツキに似ているがアサツキは、葉が円形で鱗茎はラッキョウ形。
採り方 無理に引き抜くとちぎれて地中にある鱗茎が採れないのでスコップを使うとよい。
時期 1月~5月、10月~12月
下処理とおすすめの調理 鱗茎の土を洗い流し、根を切り取る。アクがないので、サッと茹でて和え物にしてもよいし、炒めものや天ぷらもあう。

のびるは、山間部でなくても道端や土手などに生えていることがあり、比較的出会いやすい山菜でしょう。
ネギのように薬味として利用できるし、炒め物などにもあう、簡単においしくいただける万能な山菜です。

4.ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウの葉

ヤブカンゾウの葉

ヤブカンゾウの群生

ヤブカンゾウの群生

ヤブカンゾウの天ぷら

ヤブカンゾウの天ぷら

おすすめ度 ★★★☆☆
生育場所 田畑のあぜ、土手、藪など
見分け方 葉が2列抱き合うようにして芽を出している。夏になると八重咲のオレンジ色の花を咲かせる。よく似た植物でノカンゾウがあり、こちらはヤブカンゾウに比べて葉の幅がせまく、やや硬め。ノカンゾウも食べられる。
採り方 若芽は、ぬめりがあるので素手で採りにくい。葉がバラバラにならないように根元からナイフで切る。
時期 3月下旬から~4月上旬
下処理とおすすめの調理 特に下処理は必要ない。天ぷらがおすすめ。

湖の土手や佐波川近くに群生になって生えていました。
ヤブカンゾウは、この時初めて食べましたがほのかに甘みを感じてクセがなく食べすい山菜だと思いました。

5.コシアブラ

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コシアブラが生える針葉樹林

コシアブラが生える針葉樹林

コシアブラの若芽

コシアブラの若芽

コシアブラの袴取り

コシアブラの袴取り

おすすめ度 ★★★★★
生育場所 山地の雑木林など
見分け方 若木の樹皮は、灰白色でツルっとしている。葉は5枚からなり、開くと扇形になる。よく似た植物でハリギリがあり、こちらは木に棘がついている。ハリギリも食べられる。
採り方 若芽を枝の根元から手でもぎ採る。枝の先端に生える一番芽のみ採る。
時期 4月上旬~下旬
下処理とおすすめの調理 袴を取って天ぷらにするのがおいしい。

杉などの針葉樹林に生えていることが多いです。
タラの芽やハリギリなど同じウコギ科でもアクが少なくコクがあり食べやすい山菜です。様々な山菜を口にしてきましたが、個人的にはコシアブラが一番おいしいと思っています。

まとめ

今回、紹介させていただいた山菜は、数百種類あるうちのほんの一部にすぎません。既に旬の時期を過ぎてしまったものもありますが、春から夏にかけて採取できるもの、また秋の木の実や果実などもあるので年中通して自然の味を楽しむことができます。

子供と家族と一緒に山菜図鑑片手に山口の自然公園を散策しに行ってみてはいかがでしょうか?きっと、新しい地元が発見できると思いますよ。

この記事は、当ブログ運営スタッフの実体験をもとに作成されています。情報の鮮度・有用性・確実性については保証していません、記事内容の実施はご自身の判断と責任のもとにご利用ください。

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この記事を書いたヒト

やまさん

やまさん

筆者は、山林の散策、家庭菜園、狩猟、渓流釣りなどまるで老後のような生活を好んで趣味にする変わり者です。地元にこだわり、コアなスポットを探して紹介していきたいと思います。

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