古い家を自分でオシャレにリフォームするための心得 4か条

  • 2017年2月20日
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アメリカやイギリスなどに比べ、圧倒的に住宅の平均寿命が短い日本。国土交通省のデータによるとその数値はおよそ26年と言われています。そのため、近年の日本は少子化に加え、地方の過疎化、空き家問題が大きな問題となっており、その中でも空き家問題は、総住宅数6063万戸に対して空き家数は820万戸で空き家率は13.5%で、我が山口県は全国第8位の15.6%と上位。(総務省平成25年のデータ)この問題は年々、深刻化していくと予想されます。

こうした背景を受け山口県でもUターン・Iターン移住の促進、古い家のリフォーム等さまざまな補助を活用することができます。ただ、自治体や業者まかせにするのではなく、古い家をチョイスするならば、自分たちでもちょっとしたDIYでリフォームするのも面白いかもしれません。そこで今回は『古い家を自分でリフォームするための心得 4か条』と題して築60年の山口の古民家に移り住んだ筆者の経験談を基に話を進めていきます。

1.自分たちでどこまでリフォームできるのか

まずは自分にDIYの経験があるのか、道具は揃っているのか、そこから考えるのが良いかと思います。私の場合は幼い頃から刃モノやカンタンに扱える工具が揃っていたので、小学生の低学年で小刀・ノコギリ・金槌ぐらいは使えるようになっていました。余談ですが、小さい頃から、ちょっとしたおもちゃや道具をバラして、中身や仕組みを見たり、壊れたモノ修理する癖があります。こういった方はおそらくDIYに向いていると思います。

工具は基本的なドリルドライバー(穴を開ける・ネジを締める)・丸ノコ(木を切る)・グラインダー(削る)があれば、木工ならある程度は作ることができます。(工具・実例編) これ以外ではジグソー(曲線を切る)・ルーター(面取り)・サンダー(仕上げ・削る)等があると更に幅が広がります。また、これら一部は刃を付け替えることで、木材意外にも金属等、さまざまな材質に適した加工が行えるのも特長です。*どれも刃物が動くものですので、ご使用には十分ご注意下さい。

2.中古住宅探しから購入まで

今の住まいを探すまで約6ヶ月。インターネットの情報をフル活用しました。仕事が終わって毎晩、気になった物件をブックマークに追加し、実際に問い合わせ、不動産屋さんと見学に行きました。それでも自分たちの理想とする環境・広さ・間取り・築年数・金額が全て一致するものはなかなか見つかりません。結局ブックマークしたのは30~40件、実際に見に行ったのは、10件程度でした。

なぜ、今の住まいを選んだのかというと『フィーリング』です。ヨメはカンが鋭く、自分に合うか合わないか瞬時に答えが出せます。窓を開けたときの空気の感じや日の入り方、その他の環境等を考慮した結果でしょうが、カノジョの言葉には『好きか嫌い』の2択しか存在しません。これには随分、助けられたものです。それともうひとつは売り主さんと不動産屋さんの人柄でした。随分親身になってくださり、自分たちが描く生活像をいち早く理解してくださったので安心しました。

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2回目に見学させてもらって屋根裏に上がらせてもらったときの写真。さすがに床下と屋根裏まで見られる客は初めてだったそう。

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見学2回目のときに畳を剥がし、床下に潜ったときの写真。床下は低く、ほふく前進で進むしかありませんでした。

最終的には1回は夜の状態を見に行って、2回は不動産屋さんが立ち会い、最終的にはカメラと作業服とマスクを持参して、床下と屋根裏に潜らせてもらい、家の傷み具合を自分たちなりに確認した上で、これなら大丈夫と判断して、購入に至りました。床下と屋根裏を見たのは普段見えない部分でありながら、湿気と雨・日照りと過酷な環境に置かれている部分だからです。湿気は日本家屋には大敵で、すぐに建材を傷めてしまいます。ここの部分の補修が必要となると費用がかさむと考えたからです。

3.自分でDIYするのと業者に任せるのどちらが良いか

第一回目の記事でも書いたように売主さんは建築関係のお仕事をされていたこともあり、あれやこれやとやって頂けました。中古住宅を購入した友人に話を聞くと基本はやはり、現状渡しで修繕費用はすでに組み込まれているか、もしくは追加費用ということなので、購入金額よりも随分かかっているようです。

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初めてこの家を見たときの写真。土間はフローリングに変えられていましたが、改めて土間に戻して頂きました。

できるだけ、安く抑えたいと思うのが心情ですので、物件探しの際は傷み具合とこれまでのDIY経験値や自前の工具を加味した上で、ここは自分たちでやろう、ここはプロにやってもらおうと線引をしておくのが良いでしょう。わが家では建物の構造に関わる重要な部分はプロにおまかせして、内装を中心とした見た目の部分は自分たちで行おうと決めていました。

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実際に契約し、以前の土間が顔を出し、本格的な作業に入ります。休みの日は売主さんと一緒に作業を進めました。

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工具は自前のモノと、売主さんのご厚意で貸してくださったモノがあります。

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一旦完成した図。2年が経過した現在でも、休みのときは少しずつ作業を進めています。家全体を好みのモノにするまでの道のりはまだまだ長く、まるで終わりのない、サグラダ・ファミリアのよう。

また、工具を追加することでこれならできるというものもありますが、特殊な工具になればなるほど、値段が高く、一度きりしか使わないというものも中にはあるでしょう。その場合は工具と材料に関わる費用と発注した場合の費用と仕上がりを天秤にかけた上でどちらを選ぶか決めると良いでしょう。

4.脱カントリーで流行スタイルをDIYで!!

私が知っている限り、DIYが本格的に流行ったと同時期に『カントリー』と呼ばれるスタイルが流行りました。パイン(針葉樹)の木材を使った柔らかいイメージが特長の建材で、ホームセンターなどでも置いてあります。比較的安く、加工しやすいので、DIYでもよく使われているのを見かけます。これとアンティークのオールドパインを使った家具と合わせると良い印象になるのですが、似合う雑貨はかわいらしいモノが多く、特に男性は苦手という人も多いはず。

そこでここ数年、流行っているのが、塩系・ブルックリンスタイル・モダンボタニカル・カフェ風・インダストリアル系と言われる比較的、男性が好みそうなシックなスタイル。どれも微妙に違うのですが、共通して言えることは『アイアン(鉄)』をワンポイントに使用していること。シャビー(古びた)な感じを演出するアイテムとして木材以外にも、テーブル・椅子の脚や棚の支柱にアイアンを使用し、無骨でどこか温かい、そんな雰囲気を醸し出してくれます。

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既存の作業台に鉄と板を使って棚を作って、見た目のオシャレ感と収納性が大幅にアップ。

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現在、製作中のキャスター付きの台所用のワゴン。既存の作業台やワイヤーのバスケットの寸法に合わせ、効率よく家事ができるように設計しています。

新たなDIYアイテムとしてアイアンも注目され始めています。実際、木工よりも加工しにくく、また、接合にはビス止め以外だと溶接が必要となり、DIYとしての敷居を上げていますが、すでに加工されているテーブルの脚のみ等も販売されており、天板を好きな大きさにカットしてビスで止めればオリジナルのテーブルを作ることも可能ですし、ホームセンターに行けば、溶接機やそれらに付随した商品も置いてあります。

まとめ

作るものにもよりますが、DIYでリフォームするにはそこまで難しいことではありません。最近では『DIY女子』と呼ばれる女性も増え、たしかにホームセンターが主催するワークショップには子ども連れの若い女性が目立つようになりました。工具や材料もカラフルで女性好みのモノも増えています。クオリティはともかく、自らが設計し、作ることで、そのもの愛着も湧いてきます。ぜひ、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

この記事は、当ブログ運営スタッフの実体験をもとに作成されています。情報の鮮度・有用性・確実性については保証していません、記事内容の実施はご自身の判断と責任のもとにご利用ください。

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